🧠 AI開発ナレッジ2026年2月17日5分で読める

GitHub Copilot SDK + Foundry Local — 完全ローカルでAIコーディング

MicrosoftがGitHub Copilot SDKとFoundry Localを組み合わせた完全ローカル動作のAIコーディングエージェントを公開。機密プロジェクトでもAI支援開発が可能に。

概要

MicrosoftはGitHub Copilot SDKとFoundry Localを統合した「Local Repo Patch Agent」のサンプルコードを公開した。これにより、ソースコードを一切外部に送信せずに、AIコーディングエージェントを完全にローカル環境で動作させることが可能になった。

出典: Microsoft Tech Community — 2026-02-16

詳細

クラウドベースのAIコーディングツールは便利だが、ソースコードを外部サービスに送信するという制約がある。これは以下のような環境では許容されない:

  • 金融サービス: 規制によりソースコードの外部送信が禁止
  • 医療・ヘルスケア: 患者データを扱うシステムのコード
  • 政府・軍事: 機密扱いのプロジェクト
  • エアギャップ環境: インターネット接続が完全に遮断された環境

Local Repo Patch Agentの機能

このエージェントは以下をすべてオフラインで実行する:

  1. リポジトリスキャン: プロジェクト全体を解析
  2. バグ検出: コードスメルや潜在的なバグを特定
  3. 自動修正: 問題のあるコードを修正
  4. テスト検証: 修正がテストスイートを通過するか確認
  5. PRサマリー生成: 変更内容の包括的なサマリーを作成

技術スタック

  • GitHub Copilot SDK: エージェントオーケストレーション
  • Foundry Local: オンデバイス推論(LLMのローカル実行)
  • ホスト環境: 完全にローカルマシン上で動作

ローカルAIの利点

クラウドAPIに依存しないことで得られるメリット:

  • セキュリティ: コードが外部に漏洩するリスクがゼロ
  • レイテンシ: ネットワーク往復時間なしで即座にレスポンス
  • コスト: APIトークン課金なしで無制限に利用可能
  • 可用性: インターネット接続に依存しない

ソロビルダーへの示唆

機密性の高いプロジェクト(クライアントのコード、NDA対象の開発など)を扱うことが多いソロビルダーには朗報だ。

試す価値があるケース:

  • 顧客のプロプライエタリコードを扱う受託開発
  • 特許出願前の新技術開発
  • 金融・医療系のサイドプロジェクト

検討事項:

  • Foundry LocalはMシリーズMacやNVIDIA GPU搭載マシンで最も性能を発揮
  • モデルサイズによってはメモリ要件が高い
  • クラウド版Copilotと比較して一部機能が制限される可能性

GitHubリポジトリ(microsoft/copilotsdk_foundrylocal)からサンプルコードをクローンして、自分の環境で試してみることをお勧めする。

NVA評価

スコア 理由
Newsworthiness 5/5 ローカル完結AIコーディングは新しい領域
Value 5/5 セキュリティ重視の開発者に高い価値
Actionability 5/5 サンプルコードで今すぐ試せる
Credibility 5/5 Microsoft公式
Timeliness 5/5 2/16発表
合計 25/25 Tier S