最終情報更新: 2026-02-16
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 種別 | AIコーディングアシスタント |
| 開発元 | Sourcegraph |
| 料金 | 無料版 / Pro $9/月 / Enterprise カスタム |
| 対応IDE | VS Code、JetBrains、Neovim |
| 特徴 | 大規模コードベース理解、コード検索統合 |
Sourcegraph Codyとは?
Codyは、大規模コードベースを深く理解するAIコーディングアシスタント。Sourcegraphが培ってきたコード検索・インデックス技術を活かし、数百万行のコードを横断した的確な回答を提供。
通常のAI補完ツールがファイル単位でコンテキストを認識するのに対し、Codyはリポジトリ全体、さらには複数リポジトリを横断して情報を収集。「このAPIを呼び出している箇所は?」「このデータ構造の設計意図は?」といった、大規模プロジェクト特有の質問に強い。
Sourcegraph(コード検索プラットフォーム)のユーザーには特に相性が良く、既存のインデックスを活用した高精度な支援が可能。
こんな人におすすめ
| ターゲット | 適性 | 理由 |
|---|---|---|
| 大企業のエンジニア | ⭐⭐⭐ | 大規模コードベースの理解 |
| レガシーコード担当者 | ⭐⭐⭐ | 既存コードの調査・理解 |
| モノレポ開発者 | ⭐⭐⭐ | 複数パッケージを横断 |
| Sourcegraphユーザー | ⭐⭐⭐ | 既存インフラとの統合 |
| 小規模プロジェクト | ⭐⭐ | 真価を発揮しにくい |
主要機能
コードベース全体理解
リポジトリ全体をインデックス化し、任意のファイル・関数・クラスの関係性を理解。「この関数はどこから呼ばれている?」「この型を使っているファイルは?」に即座に回答。
マルチリポジトリ対応
複数のリポジトリを横断した質問に対応。マイクロサービス環境やモノレポで、サービス間の依存関係を把握した提案が可能。
コード生成・補完
通常のインライン補完に加え、コードベースのスタイルや設計パターンを学習した補完を提供。既存コードとの一貫性を保った生成。
チャット機能
サイドパネルでCodyとチャット。コードの説明、バグの原因分析、リファクタリング提案、設計相談など。
コマンドパレット
よく使う操作(ドキュメント生成、テスト作成、コード説明)をコマンドで呼び出し。カスタムコマンドの追加も可能。
Sourcegraph統合
Sourcegraphのコード検索と連携し、検索結果をCodyのコンテキストに追加。強力な検索 + AI理解のコンビネーション。
使い方(Getting Started)
- 拡張機能インストール: VS CodeでCody AI拡張機能をインストール
- アカウント作成: Sourcegraph.comでアカウント登録(無料)
- リポジトリ接続: GitHub/GitLabリポジトリを接続
- インデックス待ち: コードベースのインデックス作成(初回のみ)
- チャット開始: サイドパネルでCodyに質問
料金プラン(2026年2月時点)
| プラン | 月額 | 主な機能 |
|---|---|---|
| Free | $0 | 基本機能、小規模リポジトリ |
| Pro | $9/人 | 無制限使用、大規模リポジトリ |
| Enterprise | カスタム | セルフホスト、SSO、監査ログ |
Pros(メリット)
- ✅ 大規模コードベース対応: 数百万行を横断した理解
- ✅ マルチリポジトリ: 複数リポジトリを統合
- ✅ Sourcegraph連携: 強力なコード検索との統合
- ✅ 価格: Pro $9/月はCopilotより安い
- ✅ コンテキスト精度: 関連コードを的確に参照
- ✅ カスタムコマンド: ワークフローに合わせた拡張
Cons(デメリット)
- ⚠️ 小規模プロジェクト: 真価を発揮しにくい
- ⚠️ インデックス時間: 大規模リポジトリは初回に時間がかかる
- ⚠️ Sourcegraph依存: 最大限活用にはSourcegraph環境が必要
- ⚠️ Composer機能なし: マルチファイル同時編集は限定的
- ⚠️ 知名度: Copilot/Cursorと比べて認知度が低い
ユーザーの声
「100万行超のコードベースでも、関連箇所を正確に見つけて回答してくれる」 — エンタープライズエンジニア
「Sourcegraphと組み合わせると最強。検索 + AIの相乗効果」 — モノレポ開発者
「小さいプロジェクトだと、CopilotやCursorで十分。大規模向け」 — スタートアップ開発者
「レガシーコードの調査が劇的に楽になった。ドキュメントがなくても理解できる」 — レガシーシステム担当
FAQ
Q: 無料版でどこまで使える?
A: 小規模リポジトリ(数万行程度)なら無料版で十分。大規模コードベースやヘビーユースにはProが必要。
Q: Copilotとの違いは?
A: Copilotはファイル単位のコンテキスト。Codyはリポジトリ全体、さらには複数リポジトリを横断したコンテキストを持つ。大規模プロジェクトでの精度に差が出る。
Q: Sourcegraphがなくても使える?
A: 使える。ただし、Sourcegraphと組み合わせることで、コード検索 + AI理解の相乗効果が得られる。
Q: どのLLMを使っている?
A: Claude、GPT-4など複数のモデルを状況に応じて使用。ユーザーがモデルを選択することも可能。
競合比較
| ツール | 価格 | コードベース理解 | 特徴 |
|---|---|---|---|
| Cody | $9/月 | ◎ リポジトリ全体 | 大規模対応 |
| Cursor | $20/月 | ○ プロジェクト | Composer |
| Copilot | $10/月 | △ ファイル単位 | GitHub連携 |
| Claude Code | 従量課金 | ○ プロジェクト | CLI |
ソロビルダー向けの使いどころ
レガシープロジェクトの引き継ぎ
ドキュメントがない古いコードベースを引き継いだとき、Codyに「このモジュールは何をしている?」「この設計の意図は?」と聞くことで理解を加速。
マイクロサービス間の依存把握
複数サービスを一人で管理するとき、サービス間の呼び出し関係、データフローを横断的に把握。