最終情報更新: 2026-02-16
| 項目 | 詳細 |
|---|---|
| 種別 | AIコード補完・生成ツール |
| 開発元 | GitHub(Microsoft)+ OpenAI |
| 料金 | Free / Pro $10/月 / Business $19/月 / Enterprise $39/月 |
| 評価 | ⭐4.7/5(G2)、1億+開発者利用 |
| 対応エディタ | VS Code、JetBrains、Neovim、Xcode、Visual Studio |
GitHub Copilotとは?
GitHub Copilotは、GitHubとOpenAIが共同開発した世界最大のAIコード補完ツール。2021年のプレビュー版リリース以来、急速に普及し、現在は1億人以上の開発者が利用する事実上の業界標準となっている。
コメントや文脈から次のコードを予測してインライン補完、Copilot Chatでの対話型支援、そして最新のCopilot Agentによる自律的なタスク実行まで、開発ワークフロー全体をAIが支援する。
VS Code、JetBrains IDE、Neovim、Xcode、Visual Studioなど主要エディタすべてに対応しており、既存の開発環境を変えることなく導入可能。
こんな人におすすめ
| ターゲット | 適性 | 理由 |
|---|---|---|
| すべての開発者 | ⭐⭐⭐ | 業界標準、どのエディタでも使える |
| チーム開発者 | ⭐⭐⭐ | Business/Enterpriseでポリシー管理 |
| GitHub重視の開発者 | ⭐⭐⭐ | GitHub連携が最も深い |
| 学習者 | ⭐⭐⭐ | 無料プランで学習可能 |
| ソロビルダー | ⭐⭐ | 良いが、CursorのComposerの方が強力な場面も |
主要機能
インライン補完(Code Completions)
コメント、関数名、既存コードから次のコードを予測してリアルタイム提案。Tabキーで即座に採用。複数行の補完にも対応し、ボイラープレートコードを大幅削減。
Copilot Chat
エディタ内でAIとチャット。コードの説明、デバッグ支援、リファクタリング提案、テスト生成など。選択コードを自動で参照し、文脈に沿った回答を得られる。
Copilot Edits(マルチファイル編集)
複数ファイルにまたがる変更をAIが提案・実行。「このクラスを別ファイルに分離して」「全ファイルでこのAPIの使い方を更新して」といった指示に対応。
Copilot Agent(自律エージェント)
GitHub上でIssueを自動解決するエージェント機能。プルリクエストの作成、コードレビュー対応、簡単なバグ修正を自律的に実行。2026年の最新機能。
Code Review(AIレビュー)
プルリクエストに対してAIがコードレビューを実施。潜在的なバグ、セキュリティリスク、スタイル違反を自動検出。
Knowledge Bases
組織の内部ドキュメント、コーディング規約、アーキテクチャ情報をCopilotに学習させ、カスタマイズされた提案を受けられる(Enterprise機能)。
使い方(Getting Started)
- GitHubアカウント: github.com でアカウント作成(無ければ)
- Copilot有効化: GitHub設定 → Copilot → プランを選択(Free/Pro/Business)
- エディタ拡張: VS Code等で「GitHub Copilot」拡張をインストール
- GitHubログイン: 拡張からGitHubアカウントで認証
- コーディング開始: コードを書き始めると自動で補完が表示
料金プラン(2026年2月時点)
| プラン | 月額 | 主な機能 |
|---|---|---|
| Free | $0 | 月2000補完、50チャット、学生・OSS無料 |
| Pro | $10 | 無制限補完・チャット、Copilot Edits |
| Business | $19/人 | チーム管理、ポリシー制御、IP保護 |
| Enterprise | $39/人 | Knowledge Bases、監査ログ、SAML SSO |
※学生、教師、人気OSSメンテナーは無料
Pros(メリット)
- ✅ 業界標準: 1億+開発者、最も普及したAIコーディングツール
- ✅ 幅広いエディタ対応: VS Code、JetBrains、Neovim、Xcode等
- ✅ GitHub連携: Issues、PRとの深い統合
- ✅ 無料プラン: 学生・OSSメンテナーは完全無料
- ✅ 低価格: Pro版$10/月は競合より安い
- ✅ 安定性: Microsoft/GitHubの資本力、サポート体制
- ✅ Copilot Agent: 自律的なIssue解決
- ✅ Code Review: PR自動レビュー
- ✅ IP保護: Business以上でライセンス問題を回避
- ✅ 多言語対応: ほぼすべてのプログラミング言語
Cons(デメリット)
- ⚠️ マルチファイル編集: CursorのComposerほど強力ではない
- ⚠️ コードベース理解: Cursorの方がプロジェクト全体把握に優れる
- ⚠️ モデル選択: 使用モデルは固定(Claude等の選択不可)
- ⚠️ VS Code以外: JetBrains等では機能が限定される場合あり
- ⚠️ ライセンス懸念: 訓練データの著作権問題は完全解決していない
- ⚠️ プライバシー: コードがクラウドに送信される
ユーザーの声
「とりあえずCopilot入れとけば間違いない。業界標準だから情報も多い」 — Reddit r/programming
「学生無料は神。プログラミング学習が加速した」 — 大学生開発者
「$10/月でこれだけ使えるのはコスパ最強。CursorのComposerには負けるけど」 — X(Twitter)開発者
「JetBrains版も十分使える。IntelliJから離れられない人には最適解」 — Hacker News コメント
「Copilot Agentが出てから、簡単なバグ修正はほぼ自動化できた」 — GitHub Heavy User
FAQ
Q: Cursorとの違いは?
A: Copilotは「コード補完」と「GitHub連携」に特化。Cursorは「Composer(マルチファイル編集)」と「コードベース理解」が強み。エディタを変えたくないならCopilot、生産性最大化ならCursor。
Q: 無料プランでどこまで使える?
A: 月2000補完、50チャットまで。学生・教師・人気OSSメンテナーは無料で無制限。ライトユースなら無料で十分。
Q: ライセンス問題は大丈夫?
A: Business以上のプランでは「IP Indemnity(知財補償)」と「コードフィルタリング」で公開コードとの類似を除外。個人プランでは自己責任。
Q: どのエディタがおすすめ?
A: VS Codeが最も機能が充実。JetBrains、Neovim、Xcodeも対応しているが、一部機能が限定される場合あり。
Q: コードは安全?
A: コードはOpenAIに送信されて処理。Business以上ではコードがモデル訓練に使用されない保証あり。機密コードは要注意。
Q: Copilot AgentとCopilot Chatの違いは?
A: ChatはユーザーとのQ&A形式。Agentは自律的にGitHub上でタスク(Issue解決、PR作成)を実行。Agentの方がより自動化が進んでいる。
Q: 他のAIツールと併用できる?
A: 技術的には可能だが、競合する場合あり(例:CopilotとCursor両方入れると補完が重複)。通常はどちらか一方を選ぶ。
競合比較
| ツール | 価格 | 特徴 | 最適なユーザー |
|---|---|---|---|
| GitHub Copilot | $0-19/月 | 業界標準、GitHub連携、幅広いエディタ | 汎用、チーム、GitHub重視 |
| Cursor | $0-20/月 | Composer、コードベース理解、VS Code互換 | ソロビルダー、生産性重視 |
| Windsurf | $0-15/月 | Cascade、自律エージェント的 | エージェント好き |
| Claude Code | 従量課金 | CLI、ターミナル完結 | ターミナル派 |
| Tabnine | $0-12/月 | オンプレミス対応、プライバシー重視 | セキュリティ重視 |
ソロビルダー向けの使いどころ
日常コーディングの高速化
インライン補完で反復的なコード入力を削減。関数名を書き始めるだけで実装が提案され、Tabで採用。
テスト・ドキュメント生成
Copilot Chatで「この関数のユニットテストを書いて」「このクラスのJSDocを生成して」と指示。テスト作成の面倒な作業を自動化。
新しい言語・フレームワーク学習
慣れない言語でも補完でサンプルコードを提案。Chatで「Rustでこれはどう書く?」と質問しながら学習。
コードレビュー効率化
PRにCopilotがAIレビューを実施。セルフレビューの見落としを補完。
注意点・制限
技術的な制限
- コードベース理解: Cursorほど深くない、ファイル単位の文脈が中心
- マルチファイル: Copilot Editsは出たが、Composerほど強力ではない
- モデル固定: 使用AIモデルは選択不可
運用上の注意
- ライセンス: 生成コードが既存OSSに類似するリスク(Businessプランで軽減)
- プライバシー: コードがクラウドに送信される(機密性の高いコードは要検討)
- 依存リスク: AI補完に頼りすぎると基礎力が落ちる可能性